【レビュー】穴掘りモグラ*早い者勝ちで穴を奪い合え!

穴掘りモグラ

概要

穴の空いたボードを4層に重ね、最初の層にそれぞれのモグラコマを置く。

それを1~4の移動タイルをめくって、出た歩数だけモグラコマを動かして穴に入れる。

すべての穴が埋まったらボードを除去する。この時、穴のいるモグラはそのままになり、穴にいないモグラはボードと一緒に取り除かれる。

これを繰り返し、4層目の唯一の穴に最初に入れたモグラが、ゴールデンスコップを獲得して勝利する。

ルール

まず各プレイヤー、モグラコマと、同じセットの移動タイルを受け取る。

モグラコマは、2人プレイなら10個、3人プレイなら7個、4人プレイなら6個。

次にモグラコマを手番順に一番上のボードの交点に配置していく。

手番では、移動カードを1枚引いて、出た目の数だけ1つのモグラコマを移動させる。

移動可能なら、必ず移動させる必要があり、場合によってはすでに穴の中にいるモグラが出てしまうこともある。

ただし、自分のモグラコマがすべて穴の中にある場合は、手番をパスできる。

めくった移動カードはそのままに、6枚すべて表になったら再びすべて裏向きにしてシャッフルする。

すべての穴が埋まったら、ボードを取り除く。穴にいないモグラコマも一緒に取り除かれる。

2階層目。この層から登場する大きな丸の交点は、そこで止まるともう1手番、連続で行える。

3階層目。

4階層目。

4階層目にある中央の穴に最初に辿り着いたプレイヤーが、ゴールデンスコップを手に入れてゲームに勝利する。

感想

伏兵。ボドゲカフェで、箱が大きくてルールが簡単そうなゲームをやろうと、期待せずに手に取ったらとても面白かった。

まず、ギミックが良い。

ボードをスッと取り除くと、穴に入ったモグラはその場に残り、より下の階層に進む。色が変わるのも、世界が変わったようで良い。

6枚の移動カードはすべて使い切ってからシャッフルするので、何が残っているか、何が残っていないかがわかる。

これにより、めくり運もあるゲームだが、いかに次に穴に入れやすいようにモグラを配置するかという戦略性がある。

もちろん、相手の邪魔をする要素もあるし、相手を移動できなくすることで、相手が穴からモグラコマを移動させなくてはならないよう仕向けることもできる。

可愛くて戦略的でルールが簡単。見た目にも面白い良ゲーム。

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