【レビュー】カルカソンヌ*タイル配置の金字塔!

2023年1月21日

カルカソンヌ

概要

タイルを1枚引いて、全員共通の場に配置していく。

タイルには草原の上に道、都市、修道院が描かれており、配置と同時に自分の色のミープルを置くことができる。

道や都市、修道院は完成すると、その時点で勝利点が加算され、ミープルが手元に帰ってくる。

草原に置くと、ゲーム終了まで帰ってこない。

タイルをすべて配置し終えたらゲーム終了。最後に草原や未完成の道などから勝利点を得て、最も勝利点の多いプレイヤーが勝利する。

ルール

一人ミープルを7つ持ったら、タイルの山から1枚引いて、それを配置する。

タイルは道や都市、草原が繋がるように置かなくてはならない。

タイルを置いた際、今置いたタイル上の、道の上、都市の中、修道院の上、草原の上にミープルを置くことができる。草原には寝かせて置き、このミープルはゲーム終了まで戻ってこない。

配置する際、すでに他のミープルが置いてある道や都市、草原には置くことができない。(後から繋がるのはOKで、むしろ後から繋げてマジョリティーを競い合うゲーム)

道は完成するとタイルの枚数×1点、都市は完成するとタイルの枚数×2点、修道院は周囲8マスがタイルに囲まれると完成して9点入り、ミープルが戻ってくる。

タイルがすべて配置されるとゲームが終了し、未完成の道、未完成の都市、修道院に関するタイルの数×1点が入る。また、草原のミープルは、その草原の中にある、完成した都市1つにつき3点。

A:完成した都市。ミープルは回収され、3枚×2点+紋章の数×2点=8点。

B:未完成の都市。丁度「B]の文字のあるタイルが後から置かれたことにより、1つの都市に2つのミープルが入っている。このまま終われば両方が得点し、数が異なればより多いプレイヤーが得点する。

C:修道院。残り5枚タイルを置くことができれば9点もらえる。先は長い。

D:完成した道。ミープルは回収され、2枚×1点=2点。

E:未完成の道。3枚繋がっているので、3点は約束されている。

F:草原。Aの都市が完成しているので、現状3点。奥(写真上部)に完成した都市が2つあるので、草原が繋がればさらに6点入る。

感想

数年ぶりにプレイしたが、やはり面白い。

元々は所有していて、タイル配置ゲームをあまりやらなくなったので手放したのだが、ルールが簡単でそれなりに重たいプレイ感があり、ボードゲームをしている感じもして良いゲーム。

ただ、どうしても運要素は否めない。もちろん、それもまた楽しいポイントであり、初心者でも上級者に勝てる要素であるのは間違いない。

草原のルールだけが少し難しいが、他のルールと比べればという程度である。(厳密には、ルールが難しいというより、視認性(どこが繋がっているか)がわかりにくいと言った方がいいかもしれない)

慣れてくると、相手の邪魔になる配置や、後からくっつける作戦、タイルのカウンティングなどもでき、初心者から上級者まで楽しめる。

万人にオススメできる一作!

「川」拡張

基本セットのスタートタイルの代わりに、12枚ある川タイルを使用する。

最初「泉」から始め、一人ずつ川タイルを引いて繋げていく。その時、通常のタイル同様、ミープルを置くこともできる。

一番最後は「湖」で終わる。その後は通常のタイルを使って、通常のプレイをする。

感想としては、見た目に華やかになるが、その分、草原の範囲が把握しにくくなる。ルールを読む限り、川で草原は分断されない。

通常ゲームのプレイ感と大差ないので、若干の変化をもたらすには良さそうだ。

「修道院長」拡張

各プレイヤー、自分の色の修道院長コマを1つ持つ。

修道院長は修道院もしくは庭園に置くことができる。

通常の修道院同様、修道院や庭園の周囲8枚のタイルが置かれたら、9点獲得して修道院長コマは手元に戻ってくる。

その他に、自分の手番でミープルを置かなかった場合、修道院長を手元に戻すことができる。この時、その時点のタイル枚数で得点する。

ゲーム終了時まで置かれた修道院長コマは、通常の修道院同様に得点する。

涼夏と千紗都と『カルカソンヌ』

4人プレイでのプレイ記があります!

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