【レビュー】アルペンツィアン*自分だけの町を作ろう!
概要
紙ペンゲーム。ダイスを6つ振って、選んだダイスの出目(家、線路、羊、花)を自分のマップに記入する。
ダイスの選択において、プレイ人数にかかわらず一度に6つ振り、順番に5つが選ばれたら次の人がスタートプレイヤーになって振り直すというルールのため、プレイ人数によってプレイ感が変わる。(2人プレイだと最初に振ったダイスの内、2つか3つを取るが、5人プレイだと1つしか取らない)
色の潰し合いに得点計算のマジョリティー争いと、紙ペンゲームの中ではかなり他のプレイヤーとの絡みがある。
ルール
まず5種類あるA~Eのプレイヤーシートの内、今回使うシートを各プレイヤーに配る。全員が同じものになるようにする。
その後、各プレイヤー、ダイスを振って、ゲームボード上にある同じアイコンのマスに、家を描く。
ゲームは、まずスタートプレイヤーが6つのダイスを振り、ゲームボード上に振り分ける。
次に、スタートプレイヤーから順に、ダイスを1つ選んで、まだ置かれていない色のエリアにそのダイスを置き、自分のシート上の同じ色のマスに、選んだダイスの絵を描く。
色エリアがすべて埋まったら、スタートプレイヤーを次の人に移動し、同じようにダイスを振って選ぶ処理を行う。
これを繰り返し、全員のすべてのマスが埋まったらゲームが終了する。
なお、空いている色のマスがすべて埋まっている場合、顔のついていない花模様を任意の場所に描く。
得点計算
マスがすべて埋まると、下の写真のような感じにある。
得点は以下の5つ。
家と羊:家に羊がくっついていると3点。くっついていないと-5点。線路を経由してもよい。
5色のエリアと花:色ごとに花の数を数え、一番多いプレイヤーが色ごとに2点。(同数はみんな)
花と山:山の周りにある花ごとに1点。
家と笑顔の花:家×2、笑顔の花×1の住人をカウントし、1番多いプレイヤーは5点。次点3点。
家と線路:2つ以上の線路で繋がっている路線について、家の数に応じて得点になる。
感想
どうしてもダイスの出目に振り回されるが、いかに受けを広くするか、あるいは一か八かの勝負に出るか、人によって性格や戦略性が大きく変わりそう。
最初に書いた通り、インタラクションは強く、特に相手に色を取らせないとか、ダイスを取らせないという潰し合いは激しい。
可愛い絵柄で、説明書にもお絵描きを楽しみましょうと書いてあるが、結構バチバチの紙ペンゲーム。初心者から中級者まで、幅広くお勧めしたい。
涼夏と千紗都と『アルペンツィアン』
3人プレイでのプレイ記があります!