【レビュー】クリプティッド*唯一の場所を絞り込め!

クリプティッド

概要

森林や砂漠、沼地などの六角形のマスで構成されたマップ上で、未確認生物のいるマスを探し当てるゲーム。

マップ上には地形の他に、廃墟や巨石といった建造物が置かれたり、動物の縄張りの情報も入っている。

各プレイヤー、それぞれに未確認生物のいるマスの情報が1つだけ与えられる。例えば、「沼地から1マス以内にいる」とか「森林か山地にいる」といった内容になる。

全員の情報が一致するマスは、マップ上で1マスしかなく、自分の手番でそのマスを当てたら勝利する。

ルール

最初に、今回プレイするゲームのカードに従ってマップを作り、各プレイヤーにヒントを配布する。

ヒントにはα、β、γなどのブックごとに、「青の建造物から3マス以内にはいない」とか「砂漠か沼地にいる」など、96個のヒントが書かれており、カードにどのブックの何番のヒントを使うかが書かれている。

手番では、「質問」「探索」を行う。

「質問」は誰か一人に対してマスを指定して、そのマスに未確認生物がいる(ことができる)かを尋ねる。もしそのプレイヤーの持っているヒントと合致したら、そのプレイヤーはそこに自分の色のディスクを置く。

いない場合はキューブを置くと同時に、「質問」したプレイヤーも、(自分のヒントで)未確認生物がいない場所にキューブを置かなくてはならない。

ゲームを続けていくと、誰がどのヒントを持っているかわかってきて、場所を絞り込めるようになる。

そうしたら「探索」を行い、マスを指定して全員にそのマスに未確認生物がいる(ことができる)かを尋ねる。ここで全員がディスクを置いたら成功。「探索」したプレイヤーが勝利する。

もし誰かがキューブを置いたら探索はその時点で失敗し、「探索」したプレイヤーも「質問」同様、キューブを置かなくてはならない。

感想

むっちゃ頭を使うけれど、面白かった。

ただ、「相手のヒントはこれかな?」と考えてから、当てはめてみて、「やっぱり違うわ」を繰り返すことになる。

自然と長考してしまうし、それを打ち切るために、結局「大体」で当てに行ってしまう。

記憶ゲーではないから、ヒントの一覧を一人1枚配って、メモを取ったり消去しながらプレイした方がいい気がする。

ただ、それだと、ただの理詰めの運勝負みたいになってしまう。

長考せずに楽しむ方法がちょっとわからないゲームでもあった。

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