【レビュー】ブロックス*直方体のブロックを積み上げよう!
概要
同名の有名ゲームとは別のゲームで、直方体のブロックを使った二人用のゲーム。
1つのコンポーネントで、「KWINTY」と「TURRIS」という2つのルールで遊ぶことができる。
KWINTY
交互にブロックを置いて、壁を作っていく。完成形はこんな感じ。
配置する際、横および縦は9マスまで。
すでに置かれているブロックに接するように置き、下にスペースができるようには置けない。
また、同じ色の短い辺同士が接するようにも置けない。
※写真では黒のブロックが2箇所、このルールに反しています。
縦、横、斜めのいずれかを5マス以上揃えたら勝ち。ブロックを使い切った場合は、より繋がっている方が勝利する。
TURRIS
交互にブロックを置いて、塔を造る。完成形はこんな感じ。
底辺は3×3マスになるようにする。
垂直に置く場合は、水平に置かれているブロックの側面に接するように置かなくてはいけないとか、水平に置く場合には、水平に置かれたブロックの真上には置けないとか、未完成のフロアは3段までとか、いくつかルールがある。
※写真は一番上の垂直の黒のブロックをはじめ、いくつか間違っているかもしれません。
もし真ん中を利用するように置いた場合、ボーナスとして、もう1つ自分のブロックを置くか、相手のブロックを取り除いて返すことができる。ブロックを戻されたプレイヤーは、再び同じ場所に置くことはできない。
ブロックを置き切ったら終了。上から見た面と、側面4面の計5面それぞれで、一番たくさん繋がっている数を合計して競う。
感想
ボードゲームカフェで見かけてやってみたものの、日本語訳がなく、英語のルールを必死に翻訳しながらやったため、いくつかルールがあやふやになってしまった。
KWINTYは最終的には正式なルールでプレイすることができ、なかなか戦略性があって面白かった。
壁なので崩れそうだが、意外としっかりしている。
TURRISは、4面すべてで計算を行うため、視認性が著しく悪い。
実際にはフェルトの上に置いて回せるようにするらしいが、ブロックス3Dのような回転台でもないと、なかなか難しいだろう。
最後まで置くのでややだれるのと、最後まで勝敗がわからない(もしくは計算すればわかるが時間がかかる)ため、いまいち盛り上がりに欠ける。
ただ、ボーナスで取り除いた後、元のプレイヤーは同じ場所に置けないというルールが上手く訳せずにプレイしたため(そのルールを使わなかったため)、正式ルールならあるいはもう少しゲーム性が変わるかもしれない。
いずれにせよ、期待以上だったので、また二人で同じカフェに行くことがあったらプレイしてみたい。