【レビュー】カラヤのスルタン*2つの陣営に分かれて競い合う!
概要
スルタンおよび守衛の青色チームと、暗殺者および奴隷の赤色チームに分かれて戦う正体隠匿系ゲーム。
全員役職カードが配られたら、カードを交換したり、特殊能力を用いてチームの勝利を目指す。
例えば青色チームなら、スルタンが自分のカードを公開した後、1周回って生き残れば勝利になり、赤色チームはスルタンを殺すことができたら勝利できる。
ルール
最初にプレイ人数+1枚のカードを用意して、全員に1枚ずつランダム配る。残りの1枚は伏せたままテーブル中央に置く。
手番では、「調査」「交換」「潜伏」「特殊能力」のいずれかを行う。
調査:隣の人の伏せているカードを確認する。
交換:自分のカードが公開されていなかったら、他の人とカードを交換する。場の中央のカードとも交換できる。
潜伏:自分のカードが公開されていたら、カードを裏向きにし、全員が目を閉じた状態で誰かのカードと交換する。場の中央のカードとも交換できるし、交換しないこともできる。
特殊能力:カードを公開して特殊能力を使う。
特殊能力としては、暗殺者は他のプレイヤーを一人指名し、殺すことができる。
守衛は暗殺者の殺害対象の隣にいる場合、カードを公開して暗殺者を逆に殺すことができる。
また、守衛は特殊能力として、いずれかのプレイヤーを拘留し、手番を飛ばすことができる。
勝利条件
赤色チームは、スルタンを殺害するか、いずれかの奴隷がカードを公開し、奴隷が3人横並びになっていると勝利する。
青色チームは、スルタンがカードを公開し、殺されずに1周するか、赤色チームが勝利できない状態(暗殺者0人、奴隷が2人以下)になると勝利する。
感想
ゲームの肝の理解が難しい。
例えば自分がスルタンで、右のプレイヤーに「調査」で内容を確認された。
自分も「調査」で右のプレイヤーの内容を確認し、暗殺者だったとして、次の右のプレイヤーの手番までに出来ることはない。左のプレイヤーが守衛であることを祈るだけだ。
この例だけを取ってみても、このゲームは役職や調査結果を、嘘も含めて口に出すゲームなのかもしれない。
始終無言で数ゲームやったが、面白さがわからなかった。恐らくプレイの仕方が、デザイナーの意図と違った。