【レビュー】ダンジョンオブマンダム:エイト
概要
モンスターの潜むダンジョンにもぐり、モンスターを倒して財宝を持ち帰ることを目的としたゲーム。
途中でモンスターに倒されると失敗。2回失敗したプレイヤーはゲームから脱落する。
2回財宝を持ち帰るか、他のプレイヤーが全員脱落したら勝利。
毎回、ダンジョンに挑戦できるプレイヤーは一人だけ。手番で他のプレイヤーがパスしていき、自分一人だけになったらそのプレイヤーが挑戦する。
ルール
最初に今回ダンジョンに挑戦する冒険者を決め、その装備を並べる。
例えばプリンセスはこんな装備。
忍者だとこんな装備。
これらの冒険者や装備は、全プレイヤー共通。
手番ではモンスターカードを1枚めくり、自分だけが中身を確認した上で、ダンジョンに配置するか、装備を1枚使って倒す。(自分の前に裏向きに起き、その上に使った装備を置く)
すなわち、プレイヤーの手番が進むごとに、ダンジョンはモンスターが増えていき、装備はなくなって冒険者は弱くなっていく。
手番では他に、パスをする。もう今回は諦めるという意思表示である。
一人を除いて全員がパスしたら、そのプレイヤーがダンジョンに挑戦する。
ダンジョンへの挑戦
各プレイヤーがダンジョンに配置したモンスターカードを1枚ずつめくっていく。
倒せる武器があればノーダメージで倒せる。もしくは、1回だけ使用できる武器を使うこともできる。
倒せる武器がなければ、攻撃力の分だけHPを減らすことで、倒したことにできる。
つまり、残っている装備とHPで、配置されたモンスターカードを倒していき、すべてのモンスターを倒すことができたら財宝を獲得できる。
感想
面白かった。
基本的にはチキンレース。
「お前行けよ」「いやいやお前が行けよ」と言いながら押し付け合う。自分が挑戦したくても、みんながパスしないことには挑戦できないのがこのゲームの肝。
モンスターカードの中にスペシャルモンスターカードを2枚加えるが、この2枚の中には味方になるカードもある。
自分だけが知っているモンスターの情報と、残っている装備を見ながら勝てるかどうかを推測して、上手くパスしたりモンスターを追加していく。
スペシャルモンスターカードと冒険者カードの種類が豊富で、リプレイ性にも富んでいる。値段も手頃だし、1つ持っておきたいゲーム。