【レビュー】オーブハンターズ*その遺物は誰の手に?

2022年12月24日

オーブハンターズ

概要

人数+1枚並べられた遺物カードに、手札の冒険者カードを並べていく。

各遺物、最大で4枚まで冒険者カードを並べることができる。

並べる冒険者カードは、自分のものとは限らない。

他のプレイヤーの冒険者カードを上手く使って遺物を獲ったり押し付けたりしながら、価値の高い遺物を集めるゲーム。

ルール

遺物カードをプレイヤー人数+1枚並べる。

冒険者カードは参加しているプレイヤーのカードの他に、参加していないプレイヤーのカードも混ぜて山にする。

手番では、冒険者カードが3枚になるように引いて、いずれかの遺物の前に1枚プレイする。各遺物、置ける冒険者カードの枚数は4枚までで、すべての遺物カードに冒険者カードが4枚置かれたら、遺物カード獲得フェーズに移る。

冒険者カード

冒険者カードにはそれぞれ能力があり、プレイしたら必ず能力を使わなくてはならない。

また、いずれの部族にも属していない、トレントという生き物もいる。

上の写真の左から「攻撃」「防御」「カリスマ」「インチキ」、一番右がトレントのカード。

攻撃:置かれている冒険者カードを廃棄する。

防御:攻撃の効果を防ぐ。

カリスマ:他の遺物カードを重ねられる。

インチキ:手札をもう1枚プレイできる。その時にプレイしたカードの効果は発揮しない。

トレント:置いた後、旗を置くことでいずれかの部族になる。

遺物カードの獲得

左の遺物カードから処理する。

左上の勇気ポイントの合計が最も高い部族が獲得できる。

同点の場合は先にプレイしている方。

遺物カードの上部についているアイコンは、「財宝」「回復」「負傷」。

最終的に、「財宝」が最も多いプレイヤーが勝利するが、「負傷」が最も多いプレイヤーは、その前にゲームから脱落する。「回復」で「負傷」を軽減できる。

また、遺物カードにも効果があり、獲得時に効果が適用される。

上の写真の左から「贈り物」「破壊」「交換」「盗み」。

贈り物:この遺物カードを他のプレイヤーに渡す。

破壊:自分の一番上にある遺物カードを壊す。

交換:他のプレイヤーの一番上にある遺物カードとこの遺物カードを交換する。

盗み:隣のプレイヤーの一番上にある遺物カードを盗む。

なお、遺物カードをいずれのプレイヤーも担当していない部族が獲得した場合、効果は使われず、そのカードは破棄される。

これを3ラウンド繰り返し、負傷が一番多いプレイヤーが脱落した後、財宝が最も多いプレイヤーが勝利する。

(負傷者同数は全員脱落。財宝同数の場合は枚数)

感想

簡単なルールで、ドイツゲームらしいジレンマが味わえる良いゲーム。(スペインのゲームっぽいけど)

4枚並んだとしてもカリスマの効果があるから安心できなかったり、インチキを上手く使って上限まで置いてしまったり、自分の部族の強いカードを最後の最後に使ったり、戦略性が高い。

負傷で脱落するのはこのゲームの醍醐味だが、3ラウンド目の時点で脱落者が確定してしまうこともある。

遺物カードがランダムなので、その辺りのバランスの悪さは否めないが、長いゲームではないのでサクサク遊びたい。

涼夏と千紗都とオーブハンターズ

3人プレイでのプレイ記があります!

スポンサーリンク