【レビュー】ザ・ボス*銃や牢屋をかいくぐり報酬を稼げ!
概要
マフィアのボスになり、街にギャングを送り込んで報酬を得る。
ズラッと一列に並べられた街カードに、1枚ずつ報酬カードを裏向きに置く。
その街に一番たくさん手下のギャングを送り込んだ人が、この報酬カードの内容を受け取れるが、お金の他にも殺されたり病院送りになったり牢屋に入れられたりもする。
全員残った報酬カードが手札として配られ、それを1枚ずつ出していくことによって、だんだん裏向きの報酬カードが何かわかっていく。
ルール
街カードはニューヨークやボストン、カンザスなどがあり、プレイ人数によって使うカードを横一列に並べる。並べる順番も決まっている。
街カードには、対応する報酬カードの内容が書かれている。
その後、シカゴを除く各街カードの前に、報酬カードを1枚裏向きに置く。
全員に手札として報酬カードを配ったらゲームスタート。
手番では、街カードの上にギャングを派遣し(任意)、その後手札からカードを1枚出して、対応する街に置く。
ギャングを置く時は、すでに他の人がギャングを置いている場合、それを上回る数を置かなくてはならない。
ギャングは大きなキューブが6つと、小さなキューブが3つあり、大きなキューブはそのラウンドが終わった後、戻ってくる。小さなキューブは使い切り。(小さなキューブは、必ず大きなキューブと一緒に置く)
手札をすべて出したら、裏向きのカードを確認し、お金ならその金額を受け取る。他に、銃だったら大きなキューブを除外したり、病院だったら1ラウンド病院送りになるなど、リスクもある。
シカゴは、そのカードより左側の街に最後の置かれたお金のカードの合計の2分の1。ラウンドごとに右へ移動していき、後のラウンドほど、報酬が大きくなる。
ゲームは金銀2色の警察カードにより、3~5ラウンド行われ、最も多くお金を持っている人が勝利する。
感想
なかなか面白かった。
どのカードをいつ出すか、小さなキューブをどこで使うか、シカゴの報酬をどう調整するか。
相手との駆け引きも多く、ゲーム中も盛り上がる。
手札運はそれなりにあるかな。手札に銃があるかないかで、その街にギャングをドンと送り込めるかが決まる。
5ラウンドまで行くとなかなかのプレイ時間。
ルールは簡単だし、テーマが苦手ではなければ一度やってみて欲しい作品です!